米国西海岸時間: March 17, 2010
ROS 1.1がリリースされました。これはROS 1.2に向けて機能をテストし開発するための開発版であって、安定版ではありません。自己責任にてインストールをお願いします。(バージョンポリシーはこちら)
大きな変更点:
- C++: roscppに大きな変更があり、新しいメッセージのシリアル化API、カスタムアロケータのサポート、コールバック関数のサブスクリプション、非定常サブスクリプション、高速なプロセス間メッセージ通知が含まれています。これらの変更点は古いバージョンと互換性がありますが、さらなるテストとAPIの安定性が必要です。
- Python: ROSのマスターが別々のパッケージに移動されましたが、rospyクライアントライブラリにはほとんど変更はありません。現在活発に開発が行われているスクリプティング環境roshをサポートするためにPythonのコードベースに内部APIの変更がたくさん行われました。
今後のROS 1.1版ブランチの開発予定についてはROSロードマップをごらんください。
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