テキサイロボットの概要
テキサイは、ウィローガレージが開発しているテレプレゼンスロボットです。プロジェクトの目的は、ロボット・テレプレゼンスによるインタラクションの技術的、社会的な課題と恩恵を理解することです。
このプロジェクトは、ある問題を解決するために始まりました。ウィローガレージの2人のエンジニア、Dallas GoeckerとCurt Meyersは、2000マイル(約3200キロ)離れた場所で仕事をしていて(Dallasはインディアナ州、Curtはカリフォルニア州)、もっと効率的に一緒に仕事ができないものか考えていました。Skypeやコンファレンスコールでは、毎日オフィスで実際に人に人とがやりとりするように気軽に会話することができません。もっとよい方法を求めて、DallsとCurtは、自分たちが趣味で作ってきたバトルボッツ(格闘ロボット)とPR2の知識を使って、テキサス1の製作に取り組んだのです。
Dallasは、今、ウィローガレージの社員として、ほとんどインディアナ州で仕事しています。もちろんテキサイを使って、カリフォルニア州メンロパーク市にあるウィローガレージのみんなと連携をとりながら、一緒に働いています。
この新しいプラットフォームに非常に興奮したわたしたちは、25台のテキサイ・アルファを製作し、ロボット自体のテストや様々な実験を行うことを決めました。
テキサイは、簡単に改変できるように設計されていて、反復型開発を迅速に行うことができます。BoschのフレームとUSBベースのコンポーネントを使っているのでパーツの追加や取り替えも簡単です。
よくある質問
1. テキサイはもうすぐ販売されるのですか?
まずは、テキサイを使ってテレプレゼンスの経験を積んでいくことと、どのような課題や問題が出てくるかを調べることにフォーカスしています。今は販売していませんが、もし今後の購入等に関してご興味がありましたら、texai-bizdev@willowgarage.comにメールをお送りください。今後もウェブサイトで新しい情報をお知らせしますので、ぜひごらんください。
2. テキサイを1台作るのにはいくらかかりますか?
今は費用を公表していませんが、もし似たような製品と比べてみたいのであれば、RoboDynamics TiLRやSuperDroid Robotics RP2Wについて調べてみられてはいかがでしょうか。
3. 自分でもテキサイを作れますか?
もちろんです。詳しい情報はハードウェアのページにあります。でも、もし私たちと一緒にテキサイを作ってみたいなら、texai-info@willowgarage.comにご連絡ください。今特に次のような方を募集しています。
- 高い技術を持ったPythonプログラマー
- Wifi、OOB システム、GSM/LTEについての確かな経験のあるコミュニケーション・エンジニアリング・プログラマー
- 移動プラットフォームのための音声・映像についての確かなソリューションを持った方
2010年
テキサイのビデオモンタージュHARKをテキサイロボットに搭載
2009年
バランスをとるテキサス4(英語のみ)
テキサスがABCニュースに登場(英語のみ)
はじめまして、テキサスです(英語のみ)
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