2010年1月15日金曜日

発表 PR2ベータプログラム: 無償提供先の募集開始!

PR2 Beta Program: The Call for Proposals is Out!
米国西海岸時間 Fri, 01/15/2010 - 08:38

いよいよ今日、私たちはPR2ベータロボットを初公開します!また世界中の研究機関へこのロボットを無償提供するプログラムへのプロポーザル募集開始もここに発表します。

当社の研究者開発者、そしてインターンたちは、ロボットに新しいわくわくする能力を付加するために、過去2年間にわたり、プロトタイプのPR2を使ってきました。PR2プログラムは、オープンソースのロボット研究開発プラットフォームであるROSの開発をスタートさせるきっかけになりました。さらに、コンピュータビジョンライブラリであるOpenCVの新たな応用性の開発にも拍車をかけました。1年前、私たちは第1のマイルストーン(PR2による2πキロメートルの自律走行)を成功させました。半年前には、第2のマイルストーン(ドアをあけ、電源プラグに差し込み、42.195キロを自律走行する)を成し遂げました。そして今まさに、第3のマイルストーンが達成されようとしています。これは、PR2のソフトウェアシステムの基幹となるROSとOpenCVソフトウェアをより堅牢なものにするためのものです。

この数か月間、このサイトで私たちの製作フロアでPR2ベータの部品をひとつひとつ組み立てている忙しい様子をごらんになっていたかもしれません。PR2ベータが製作ラインから出てこようとしている今、私たちはPR2ベータプログラムを発表します。それによって、完成品としてのPR2が、初めてウィローガレージのドアを開けて外に出ていくということを意味します。PR2ベータプログラムにより約10台のPR2ベータロボットを無償で提供しようとするものです。

研究機関のみなさん、ぜひコール・フォー・プロポーザル(CFP)を読み、PR2を使って、オープンソースで科学的などんな貢献ができるかを描き、応募してください。コール・フォー・プロポーザルには、私たちがどうやって最高のプロポーザルを選ぶかやPR2のディストリビューションについても説明されています。

PR2ベータプログラムがロボット研究を加速し、オープンソースによるロボット開発に拍車をかけるものであることを信じています。世界中のロボット研究組織とともに、このオープンソースロボットコミュニティをさらに前進させていけることに胸が踊る気分です。

CFPのダウンロードや詳しい情報は、PR2ベータプログラム:CFPのページをごらんください。

原文はこちら。

0 件のコメント:

コメントを投稿